先進医療
保険適用外の先進的な医療技術を受けた場合、医療費の全額が自己負担となりますが、安全性や有効性など一定の条件を満たしていれば、「先進医療」として保険との併用が認められます。また、先進医療の中でも「高度医療」と認められる場合は、未承認の薬や医療機器も含めて、保険との併用が認められます。なお、先進医療は医療技術ごとに定められた基準を満たしている医療機関が届け出れば、どの医療機関でも実施できますが、高度医療は大学病院など特定機能病院と同等の体制がとられている医療機関であることが必要です。
差額ベッドを希望したとき
個室などふつうより条件のいい病室を希望したときは、一般室との差額を自己負担すればよいことになっています。
一部の歯科治療を受けるとき
歯の治療は、患者が保険か自費診療かを選択することになっていますが、前歯に保険で認められていない一部の材料を使ったときや、金属床による総義歯を希望するときは、保険診療と自費診療との費用の差額を負担すればよい場合があります。